国家資格理学療法士
タイ政府認定タイ古式マッサージJAPAN JTTA資格取得
元ブラザー健康保険組合に所属。
その後は理学療法士として、高齢者施設を中心に業務を行ってきました。
その傍らで、
「長く健康でいるためには、障害を受ける前の“健康寿命”を伸ばすことが必要」
という考えのもと、
個人としてフィットネスインストラクター・トレーナーとしての活動を開始しました。
2019年には大阪に一時拠点を移し、
トレーニング指導に加えて、トレーナー育成のための研修講師も担当。
そして2022年、名古屋に拠点を戻し、現在に至ります。
“リハビリ”から“予防・健康づくり”へ。
豊富な臨床経験とフィットネスの視点を融合させ、
年齢や身体状態に合わせた、安全で継続しやすいトレーニングを提供しています。
●専門領域
パーソナルトレーニングを通して、不調改善に特化したサポートを行っています。
特に以下の2つを軸に、身体の土台から整えるアプローチを重視しています。
「不調を整えること」に最大特化したセラピストトレーナーとして、
身体と心のバランスを取り戻すお手伝いをしています。
●趣味・関心ごと
●基本情報
理学療法士歴12年のセラピストであり、
「体が壊れる前に体を整える」を基本方針に、個人でトレーナー業を行っています。
年間のトレーニング・セラピー実施件数は4,000件以上。
体の機能改善、痛みのコントロールと緩和、
健康維持のための運動指導・栄養指導が得意であり、最大の特徴です。
大型フィットネスクラブでは、
人気プログラムの日本代表者とのイベントでリード役を務めた実績もあり、
マイクパフォーマンスもそれなりにこなせます。
2019年から3年間は大阪に拠点を移し、
より専門的なパーソナルジムで指導実績を積みました。
2022年、名古屋に戻り現在に至ります。
大阪ではトレーナー業のかたわら、
パーソナルトレーナー向けの理論・方法論を伝えるセミナー講師としても活動していました。
実は、昔から運動は得意ではありません。
幼少期は超肥満児で、虫垂炎の手術時にはお医者さんに
「脂肪が付きすぎ」と呆れられたことも…。
理学療法士の知識をベースにトレーナー業を行いつつ、
フィットネスクラブのスタッフ向けに運動理論・機能解剖学などの研修も趣味として実施。
その経験も活かして、トレーナー向け・一般向け問わず、各種セミナー講師も務めています。
発達途中の体型が大人になっても強く影響することを身をもって体験しており、
ちょっと油断すると太りやすい体質が今も悩みです。
また私は、「トレーニングだけでは体は変わらない」と考えています。
痛みや違和感の改善のために、
タイ政府認定セラピストの資格も取得。
必要に応じて、トレーニング中にタイ古式マッサージを組み合わせた施術を行い、
お客様がより動きやすくなる体へと変化できるようサポートしています。
もともと運動音痴で、セラピストとして活動していた私が、
なぜパーソナルトレーナーを志すようになったのか?
それは、
「障害を受けてからでは、本当に元気な状態に戻らないこともある」
という現実に気づいたからです。
だったら、
元気なうちに体のステージを引き上げて、障害を起こさない体を作ればいい。
たとえダメージを受けても、大きく生活の質が落ちないような準備をしておけばいい。
そう考えた私は、
病院や施設で“障害を負ったあと”にお客様と出会うのではなく、
「もっと元気でいたい」と願う人たちに自分から出会いに行ける場所=フィットネスの場を選びました。
理学療法士という道を選んだ理由も、原点は祖母の存在です。
叔母と2人で暮らしていた祖母は、珍しい4階建ての家に住んでいました。
私はおばあちゃん子で、遊びに行っては帰りたくなくてよく大泣きしていました。
そんな祖母が、
手すりをつかまないと階段を登れなくなっていく姿を見て、
「何とかできないだろうか」と強く思ったことが、
リハビリの専門家=理学療法士を目指すきっかけになりました。
今の日本では、医療や介護が発展したことで平均寿命は伸びています。
けれど、健康寿命との差はなかなか縮まりません。
つまり、
「不健康な老後の時間が長く続いてしまう」という事実があります。
買い物にも一人で行けず、お手洗いも介助が必要に。
高齢になればなるほど、喜ばれるどころか疎まれてしまう……
そんな人生が現実に存在しています。
その現実に直面したとき、
「笑って家族と過ごせる健康な老後を実現したい」
「そのためには、障害を待つだけの理学療法士ではいけない」
そう感じました。
そして私は、
「よし、障害を待つのをやめよう」と決意しました。
そこからは、数多くの著名な講師から学びを受けながら、
より健康に携われるトレーナーとしての経験と知識を深めてきました。
今では、どんな生活状況の方にも向けて、
以下のような取り組みを大切にしています。
もっと前の段階で、運動を習慣にして“壊れにくい体”を作ること
痛みや違和感が出たときに、すぐ相談して改善の提案が受けられること
身体の悩みを一人で抱え込まず、イキイキとした生活が送れること
そんな環境や存在になれるよう、日々活動しています。
基本的には、体の故障や大きな不調が少ない年代の方が多く、
「怪我や障害の改善」という視点でのトレーニング指導はそれほど多くないかもしれません。
ですが実は、理学療法士の国家資格を持つトレーナーに体の状態を見てもらうことには、
以下のような確かなメリットがあります。
学生時代のクセからくる体の不調の発見
発育の過程で生じた筋骨格のアンバランスの調整
スポーツ障害に関する定期的なメンテナンスや予防
もちろん、これらは一般的なパーソナルトレーナーも習得している可能性があります。
しかし、理学療法士は「不調の根本原因を探り、機能を整える」ことに特化して、
学生時代から臨床現場まで体系的・専門的に学んでいるという大きな違いがあります。
だからこそ、
「なんとなく感じる違和感」や「動きにくさ」も見逃さず、
その先の“故障につながる芽”を早い段階でケアできるのです。
このように、理学療法士だからこそできる視点・判断・対応を活かして、
ひとりひとりの身体と丁寧に向き合っています。
中高年〜高齢者の方にとって、
運動の目的は「ダイエット」よりも、健康を保つことや不調の予防・改善に重点が置かれることが多くなります。
たとえば、
膝の違和感、腰痛、肩こりなどに悩むようになるのも、この世代に多く見られる傾向です。
そんな方にとって、理学療法士の資格を持つトレーナーから運動指導を受けることには、以下のようなメリットがあります。
姿勢の崩れや歩行の不調といった“なんとなく不調”の根本原因を見極めて改善できる
痛みや違和感に対して、医学的知見に基づいたストレッチやトレーニングを受けられる
日常生活で健康に過ごすための運動以外のアドバイス(生活習慣・体の使い方など)ももらえる
特に、
「なんとなく体がだるい」「慢性的に疲れが抜けない」
といった不定愁訴を抱えている方にとっては、
理学療法士の専門性が活きやすく、改善のきっかけを得られる可能性が高くなります。
中高年の方が「なんとなく不調」を我慢しながら運動するのではなく、
安心して身体を整えながら動かせる環境と指導を提供しています。
理学療法士は、もともと機能障害を負った方の社会復帰を支援する専門職です。
リハビリテーションや機能訓練を通して、身体の回復と再適応をサポートしてきた実績があります。
そのため、ケガや障害に関する理解が深く、さまざまな状況に対応が可能です。
具体的なメリットとして、以下の点が挙げられます。
病名や診断名をもとに、リスク管理やプログラムの組み立てが的確に行える
代表的な障害・損傷に対する運動アプローチの選択肢が豊富
専門的な知見をもとに、情報収集や判断・対応が迅速かつ的確
たとえば、
過去に受けた診断名や、医師からの指示内容をそのままお伝えいただければ、
多くの場合その場でリスクマネジメントやプログラム設計が可能です。
仮にその場で即対応が難しいケースでも、
豊富な臨床資料・専門文献をもとに、後日正確なアドバイスを提供できる体制を整えています。
ケガの経験がある方にとって、
「無理のない、安全なトレーニング計画を立てられる」ことは大きな安心材料です。
理学療法士としての視点から、身体の状態に寄り添いながら、最適なサポートを行っていきます。